「無垢材(むくざい)の魅力に迫る」〜無垢材って一体なに?〜
目 次
はじめに
津市・松阪市で家づくりを検討されている皆さん、こんにちは。サイエンスホーム津店 代表の藤後(とうご)です。
今日は皆さんお待ちかね(?)の「無垢材って一体なに?」というテーマでお届けします。最近、「無垢材の家っていいな~」って漠然と思っている方も多いんじゃないでしょうか?
でも、
「無垢材ってよく聞くけど、実際どんなものなの?」
「集成材とか合板とはどう違うの?」
「無垢材の家って、どんなメリットがあるの?」
…って、疑問がいっぱいありますよね!
そこで今回は無垢材初心者のあなたでも安心!
無垢材の基本からその魅力まで、丁寧に解説していきます!
1. 無垢材ってどんな木材のこと?
一言でいうと、無垢材(むくざい)とは、天然の木から切り出した、混じりっけのない木材をそのまま加工した材料のことです。丸太から必要な形を切り出して、乾燥させただけのシンプルなもの。木が本来持っている温もりや香り、美しい木目をそのまま感じることができます。まるで、自然そのものが家の中にやってきたような感覚!
2. 集成材や合板とはどう違うの?
無垢材とよく比較されるのが、集成材や合板です。
集成材とは、木材を接着剤で張り合わせて作ったもので、強度を上げたり、大きな部材を作るのに適しています。
合板とは、薄い板を何枚も重ねて接着剤で張り合わせたもので、強度があり、反り(そり)にくいのが特徴です。
これらの木材は、無垢材に比べて加工しやすく、価格も比較的安価なのがメリットです。
でも、無垢材は、集成材や合板にはない、特別な魅力を持っているんです!
3. 集成材や合板とはどう違うの?
無垢材には、たくさんのメリットがあります。
① 調湿効果
無垢材は、湿気を吸収したり放出したりする調湿効果があります。だから、梅雨の時期はサラッと、冬は乾燥を防いでくれるんです。まるで呼吸する壁!
② 心地よい香り
無垢材には、リラックス効果のある香りが含まれています。まるで森林浴をしているみたい!
③ 経年変化を楽しめる
無垢材は、時間が経つにつれて色合いや風合いが変化していきます。まるで家族の歴史を刻むように、家も一緒に成長していくんです。
④ 安心・安全
サイエンスホームで使用する無垢材は、自然素材なので安心です。
⑤ 断熱効果
木はコンクリートに比べて熱の伝導率が低いため、熱が伝わりにくく断熱効果がは高く、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。
4. ちょっと待って!無垢材のデメリットも知っておこう
もちろん、無垢材にもデメリットがないわけではありません。
① 価格
一般的に、集成材や合板に比べて価格が高めです。
② 伸縮・反り(そり)
天然素材なので、湿度や温度の変化によって伸縮したり、反ったりすることがあります。反りをなくすため十分に乾燥させた材を使うことがポイントです。
③ 傷つきやすさ
柔らかい木材は傷がつきやすい場合があります。
物を落として床がへこんだ場合、簡単なリペア方法である程度は回復できます。
でも、これらのデメリットを理解した上で、無垢材を選ぶ価値は十分にあると私は思います。きちんとした乾燥処理やメンテナンスをすれば、長く快適に使い続けることができます。
5. 無垢材は家のどこに使われる?
無垢材は、家の様々な場所で活躍します。
・床…無垢のフローリングは、足触りが良く温かみがあります。
・壁…無垢の羽目板は、室内のアクセントになり調湿効果も期待できます。
・天井…無垢の天井材は、開放感のある空間を演出します。
・柱・梁…構造材として、家の強度を支えます。
・建具…ドアや戸などに使われ、重厚感や木の温もりを感じられます。
6. 代表的な無垢材の種類と特徴
無垢材には、様々な種類があります。代表的なものをいくつかご紹介します。
・杉(すぎ)…柔らかく温かい肌触り。香りが良く調湿効果も高い。色は淡いピンク色。
・檜(ひのき)… 香りが良く防虫効果がありシロアリにも強い。耐久性が高く水にも強い。色は白っぽい。
・アカシア(マメ科)…非常に硬く丈夫であり、耐摩耗性に優れる。
その特徴を生かしてサイエンスホームでは、フローリング材として採用。
カラーは黄褐色から赤褐色の暖かい色調。
・樺(カバ)…広葉樹で滑らかな木肌ときめ細かい木目が特徴。
非常に耐久性が高く、摩耗にも強いため、長期間使用することに適している。
また、乾燥後の変形が少ない。
・西南桜(西南樺桜)…木目の色がほんのり桜色をしていることからネーミングされたカバノキ科の一種。滑らかで光沢があり、中程度のバランスのよい硬さが特徴。
・パイン(松)…松は世界中に50種類以上あり北米の松を加工したものをパイン材という。柔らかく加工しやすい。節が特徴的でカントリー調の雰囲気に合う。色は黄色っぽい。
それぞれの木材の色合い、硬さ、香りの特徴から、家のどこに使うのか、どんな雰囲気にしたいのかを吟味して、最適な木材を選ぶことが大切です。
どうですか?
無垢材って、とても素敵だと思いませんか?
7.まとめ
今回のブログでは、無垢材の基本的な知識、メリット・デメリット、使用部位、代表的な種類についてご紹介しました。
「無垢材の家っていいな」と思ったら、ぜひ一度、サイエンスホームのモデルハウスに遊びに来てください!
実際に無垢材の温もりや香りを感じてみてください。
三重県津市・松阪市で無垢材の家を建てるなら、サイエンスホーム津店へ!
社長ブログ
第1回:三重県津市・松阪市での土地探し~現地チェックのポイント~
第2回:接道状況が家づくりに与える影響とは?〜工務店が教えるチェックポイント〜
第3回:「土地を持つ」ということ~所有権から履歴まで知っておくべきこと~
第4回:家全体のバランスを左右する窓の役割とは?~落ち着ける家づくり〜
第5回:接道と方位を考慮した窓の配置〜快適な住まいづくりのコツ〜
第6回:「無垢材(むくざい)の魅力に迫る」~無垢材って一体なに?~
第7回:「檜(ひのき)の魅力」~サイエンスホームの家づくり〜
第8回:三重の風土と調和する「サイエンスホーム」と私の想い~サイエンスホームを選んだワケ〜
第9回:後悔しない家づくりは現場打合せで決まる!~図面だけではわからない、現場での確認が大切な理由!~