『第20回三重さんぽ』

今回は伊賀市にあります大村神社です。

国の重要文化財に指定されている宝殿は一間社で、入母屋造の檜皮葺き。安土桃山時代の特徴を表し、朱塗りの建物に彫刻や彩色などが鮮やかで豪華です。

境内には、地震除けの要石が鎮座する要石社[かなめいししゃ]があり、地震を呼ぶ巨大なナマズを抑えているといわれ、それが由来で大村神社は「地震の神様」として有名です。

日本三大奇鐘(虫食の鐘(ツリガネ)宮坊(神宮寺)禅定寺の梵鐘)の一つといわれる虫喰鐘[むしくいのかね]があります。

或る夜に鐘を守る若い寺僧の枕辺に娘の女霊が現れ、その時から鐘乳がぼろぼろと虫が食ったように落ちだしたと言われるています。

現在も除夜の鐘として使用されています。

地震からお守り頂いており、感謝です。

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