『第12回三重さんぽ』

今日は天候にも恵まれ、いちょうの葉が落葉して、素敵な黄色のじゅうたんのようになって、秋の深まりを感じています。

サイエンスホーム 津展示場は市杵島姫神社の近所にありますので、当方へお越しの際はお参りして、‘’大いちょう‘’の木をご覧下さい。

御祭神の市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)は天照大神と須佐之男命との誓約(うけい)の際に生じた女神と伝えられています。

境内には戦火の類焼を防ぐと言われる、樹齢は400年を越す‘’大いちょう‘’があります。

いちょうの木の周囲は約4m、樹勢はいまだ盛んで、秋にはたくさんのぎんなんが実り、それを拾う人々の姿が見受けられます。 

この木にまつわる話として、昭和20年の戦災で付近一帯が火につつまれ、あわや神社に火が移ろうとしたとき、大いちょうからもうもうと湯気のようなものが噴出し風向きが急変、

合わせて境内の木々の葉が雨のように降り注いで社殿を包み込み、御神体は焼失を免れたということです。

とても心温まるお話が引き継がれていく事と思います。

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